社労士としての強みはとある労使トラブルから生まれた
社労士の仕事は大きく以下の3つに分かれています。 1号業務:労働社会保険諸法令に基づく書類の作成、提出代行 2号業務:労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類の作成 3号業務:人事や労務に関するコンサルティング 1号業務、2号業務は比較的大きい規模の会社であれば、総務・人事・経理部がそれを行うことが多いようです。それではなぜ企業は社労士に仕事を依頼するのか?そしてどうやって社労士を選ぶのか?それは企業が社労士の持っている労務管理のスキル・知識・経験・情報を必要としているからです。別の言い方を...
異能のニッチ弁護士、「麻雀プロ」津田岳宏弁護士の射程|【インタビュー】
昨今の弁護士数の急増に伴い、特に開業弁護士にとって暗いニュースが散見されるようになりました。しかしながら不況下でも着々と業績を伸ばす企業があるように、開業弁護士に逆風が吹く中にも、熾烈な競争に巻き込まれることなく独自の分野で活躍する弁護士たちがいます。 こうした弁護士たちは「ニッチ弁護士」と呼ばれることが多いのですが、この言葉にはいくぶん誤解も含まれているように思えます。つまり競争を避けてニッチな分野に飛び込んだというよりも、自分の好きなもの/やりたいことの延長上に弁護士業務があったと言ったほ...
士業の業務にこんなに使える【Evernote】徹底活用術!
「データ管理にはEvernoteが便利」という声をお聞きになったことがある方も少なくないかと思います。無料で提供されているEvernoteは、去年の5月には利用者が1億人を突破し、いまなお勢いの衰えないデータ管理アプリです。既にヘビーユーザーになっている士業の方もいらっしゃるかと思いますが、まだ使ったことがない方の中にはEvernoteの良さがイマイチ分からないという方もいらっしゃるかもしれません。 たしかにEvernoteは便利便利と言われながら、その高機能性/汎用性の高さゆえ何が便利かよく分...
士業事務所の様々な広告を出稿した結果【体験談】
私の開業時代を振り返ってみると、行政書士事務所の広告宣伝は決してカンタンではありませんでした。チラシを自分で制作してポスティングしてみたり、およそ10万部発行の新聞の折り込み求人情報枠に掲載してみたりと、いろいろなことを試しました。しかしそのいずれもが一筋縄でいくようなものではありませんでした。 しかし士業の方の大半がかつての私と同じように「広告戦略」で苦戦されているのではないかと思います。そこでまずはオフライン広告の成功率、ポスティングと新聞折り込みなどの反響具合について私の体験談をお話したい...
弁護士の「勝負ネクタイ」に最適な色は?|【twitter調査】
弁護士の勝負ネクタイは何色が適切なのでしょうか?その日の気分で毎日ネクタイを変える人もいれば、ずっとお気に入りのネクタイを使い込む人もいて、日々のネクタイの選び方はその人によって様々かもしれません。 しかし、ここぞという時に使うネクタイ、いわゆる「勝負ネクタイ」はぜひともひとつは用意しておきたいものです。顧客との初顔合わせの日や、公判の日は勝負ネクタイでばっちりキメたいところですよね。色によって人の印象はガラッと変わります。これは脳科学の分野でも言われていることであり、勝負ネクタイの色には多少な...
もしかしたら本能寺の変は光秀の一通の「文書」で回避できた?
明智光秀が自らの野心から織田信長を討ったとされる本能寺の変。その本能寺の変がなぜ起きたかというと、2人の確執の原因を推測できる長宗我部元親の書簡の存在が、昨年岡山市の林原美術館と県立博物館の発表で明らかとなりました。その書簡で信長が四国支配をめぐり光秀の面目をつぶしたことが読み取れることから、本能寺の変が信長の一方的な四国支配の方針転換に起因する説が有力となりつつあるようです。 ところがこの本能寺の変は行政書士などを介入させ「内容証明」を作成することで最悪の自体を回避できた可能性があるのです。ど...
【解析】世界トップクラスの法律事務所のウェブ集客術とは?
世界トップクラスの収益を誇る法律事務所ランキングがwikipediaで公開されています。公開されているトップ100法律事務所のうち、上位10事務所は米国の法律事務所が多く、ランキング全体でも多くは米国の法律事務所で構成されています。 米国の弁護士数は100万人以上(日本の弁護士は約3.5万人)とも言われており、激しい競争を生き残るために、米国では実践的なwebマーケティングが積極的に行われています。 そこで、今回はSimilarWeb(アクセス解析ソフト)を使って、世界の上位10法律事務所をウェ...
人気ドラマ「ダウントン・アビー」の舞台が現代日本だったら…クローリー家の危ない相続事情
NHKで放送中の海外ドラマ「ダウントン・アビー」が本国の英国では視聴率40%超え、米国ではなんと50%に乗せ、日本でも大人気となっています。この「ダウントン・アビー」では20世紀初頭のイギリス貴族の館を舞台に、様々な人間関係のドラマが繰り広げられています。 「ダウントン・アビー」の冒頭では、莫大な財産と爵位を有するロバート・クローリーの後継者が事故で亡くなったため相続の問題が発生しました。やはり相続についてはいつの時代も誰もが悩む問題と言っていいかもしれませんね。 そこでもし、この「ダウントン...
独立1年目社労士、新規顧客は0…|【開業奮闘記】
士業有資格者なら誰でも一度は考える「独立開業」。しかしここ10年の士業資格取得に対する過剰なほどの人気は、結果として競合の増加を促し、叩き売りのような価格競争まで見られるようになってきました。 「独立開業」に憧れながら、その一方でなかなかはじめの一歩を踏み出せない方、またはじめの一歩を踏み出したものの夢と現実のギャップに悩まれている方にとって、士業として「独立開業」を果たし事業を継続されている方の声は気になるところではないでしょうか? そこで前回ご好評いただいた「一発合格した新米社労士が現実...
【調査】あの大手法律事務所はどれくらいアクセスを稼いでいてるのか?
総務省発表の資料によると、平成25年時点での日本のインターネット利用者数は9,610万人。実に国民の約8割がインターネットを利用しているという状況になりました。この状況を見ると事業者がWEB集客を考えるのはもはや「当たり前」となり、それは事務所を構える各士業の方々も同様かと思います。 とは言うものの法律事務所に限らず、ホームページ運営は一朝一夕で結果が出るものではなく、試行錯誤をしながら日々格闘を続けられている方も多いでしょう。そんな中気になるのはやはり「あの法律事務所のアクセス状況はどうなっ...
士業集客メールのタイトルはどう付けるのが正解?5つのテクニックを紹介!
集客メールが思ったように結果を出してくれない。そもそも、どのようなメールが集客につながるのか分からない、とお悩みになっている士業の方は少なくないと思います。ホームページの管理で手いっぱいになってしまい、メールにまでは手が出せない…という意見もあるでしょうが、もしかしたら、かなりの数の見込み客を逃しているかもしれません。 集客メールとは、自社はどのような会社で、どのような魅力を持っているかをアピールするツールです。専門性の高い業務を行う士業にとっては、見込み客・顧客に少しでも親近感を持ってもらう...
行政書士に追い風?建設関連法改正、4月1日施行で実務はどう変わる?
行政書士の多くは建設業法に基づく許可申請などを業務として取り扱い、クライアントから依頼を受けて、提出書類の作成などをされていることでしょう。そこですでにご存知の方も多いと思いますが、昨年建設業法など4つの建設関連法が改正されました。これまで改正法は段階的施行がなされていましたが、2015年4月1日に大部分が施行され、申請書類などにも変更が生じました。そこでこれから建設業の許可申請に取り組みたいと思っている方や、現在依頼を受けて実務に入られている行政書士の方のために今回の改正法施行についてまとめて...
一発合格した新米社労士が現実の壁にぶつかった話
4月といえば新年度の始まり。この春から新しく士業としてスタートを切った方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし言わずもがな、資格試験を通過することがゴールではありません。士業としての本当のスタートは資格を取得した後に切られるのです。今回はそんな士業試験の中でも難関に属する「社会保険労務士₍以下、社労士₎」の先輩に「資格取得後の壁」についてお話を伺いました。今春から社労士としての第一歩を踏み出した方も、また新米社労士と共にお仕事に就かれる方もご参考にしていただければと思います。 ₍以下、特定社...
士業界はこの10年で激動期入り!生き残りのマーケティング戦略
かつて「資格があれば安心」というキャッチコピーが耳目を引いていましたが、今になって冷静に振り返ると「一体何が安心なんだろう?」と不思議に感じる士業の方も多いのではないでしょうか?それもそのはず。士業界は今「資格があるだけじゃ安心できない」新たなフェーズに突入している可能性があります。まずは士業界の現状を確認することにしましょう。 ここ10年の弁護士、行政書士は激増ペース! かつては資格を取って看板を出せばそれなりに問い合わせの電話が舞い込んだ士業ですが、この10年で士業界は激動期入りの兆候が顕著...
アクティブサポートとソーシャルリスニングで、顧客と1対1の対話を
ソーシャルメディアの普及のおかげで、事業者は顧客の声を手軽に知ることができるようになりました。少し前までは、顧客の声を聞くためにはアンケートやグループインタビューを行う必要がありましたが、ソーシャルメディアを積極的に利用することで、コストをかけず、自然な形での意見収集ができるようになったのです。そこで注目されているのが、アクティブサポートとソーシャルリスニングです。事業者側が顧客の疑問や不満の声を見つけ出し、解決していくのが「アクティブサポート」。顧客の声を調査・分析し、商品やサービスの改善に生...