• マーケティング
  • アクセスアップ
  • アクセス解析
  • 調査、統計

弁護士ホームページのSEO傾向調査!ページ数が多い=SEOが強いはもう古い?

ホームページからの集客を行う上では、GoogleやYahoo!をはじめとする検索エンジンの上位に表示される効果は非常に高いといえます。

検索順位を上げるために様々な施策を試していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

一昔前までは検索順位を上げる(≒検索エンジンの評価を上げる)うえでは、とにかくページ数を増やすことが対策のひとつとして挙げられていましたが、果たして昨今でも有効な施策なのでしょうか。

今回は検索上位に位置している弁護士ホームページのページ数を調査しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

(※あくまでも調査当時の内容となりますので、ご留意ください。)

現在のSEO事情

まずSEOを考える上での大前提としてご理解いただきたいことが2点あります。

  • 昔に比べて検索上位に位置することが難しくなっている
  • 昔に比べて検索上位を維持続けることも難しくなっている

主な理由としては、検索エンジンのアルゴリズムの精度が日々向上し続けていることに起因します。

最大手の検索エンジンGoogleはユーザーにとって利便性が高い、ユーザーのニーズに適した検索エンジンを目指しています。

日々ホームページの評価基準が見直され、年に数回の大きなアップデートも実施されており、検索順位の変動は常に発生している状況にあります。

そのため、ここでご紹介する内容はあくまでも現在の検索エンジン上で上位に表示されているホームページの傾向値としてご理解ください。

エリア別、検索上位のホームページのページ数

今回は下記の条件下で調査しました。

  • 検索エンジンはGoogle
  • 「弁護士+エリア名」のキーワードで検索
  • 検索結果に同じドメインまたはサブドメインで異なるページがある場合は上位の順位に集約、以降の順位を繰り上げ
  • 弁護士検索サイトは除外
  • エリア名は東京、名古屋、大阪、福岡
  • 検索場所は京都
  • ページ数の調査方法は「site:」コマンド

昨今ではキーワードによっては検索するエリアによって検索結果が異なります。

調査を行う上でエリアの移動を行うことが難しいため、キーワードにエリア名を挿入することで、エリア別の傾向調査を行いました。

東京の弁護士ホームページ比較

検索順位

推定ページ数

1

499

2

294

3

198

4

70

5

9

上記以降の順位にあるホームページでも9ページ以上のものは当然ありますので、ページ数が多い=検索順位が高いとは必ずしもいえないでしょう。

上位につれて推定ページ数は増えていますが、中には9ページの弁護士ホームページもあります。

名古屋の弁護士ホームページ比較

検索順位

推定ページ数

1

575

2

288

3

73

4

388

5

86

東京に比べると全体的なページ数は多い傾向にはあるようです。

また、最上位の弁護士ホームページは最もページ数が多い結果とはなりましたが、以降のページ数をみるとあまり順位との相関性は感じられません。

大阪の弁護士ホームページ比較

検索順位

推定ページ数

1

335

2

241

3

367

4

866

5

10

大阪では順位とページ数にばらつきがあります。最上位は335ページですが、4番目に位置しているホームページは倍以上のページ数です。

また、東京同様に10ページとかなり少ないページ数のものも上位に位置しています。

福岡の弁護士ホームページ比較

検索順位

推定ページ数

1

264

2

700

3

27

4

346

5

5

福岡も大阪同様にばらつきがあります。

また、比較的少ないページ数の弁護士ホームページが上位にあるようです。

こちらも相関性はあまり感じられません。

4エリアの結果からわかる傾向

最上位のページ数が必ずしも最も多いわけではなく、ページ数が非常に多いホームページであっても下位に位置していること、明らかにページ数が少ないホームページが上位に位置していることなどから「ページ数が多ければ多いほど検索上位に位置しやすい」とは必ずしもいえないでしょう。

また、今回はあえて弁護士検索サイトを除外しましたが、いずれのエリアも検索サイトは上位に位置していました。

検索サイトはその特性上ページ数が膨大になりますが今回調査した傾向と併せて考えると、着目するべきはページ数ではなくホームページ上に記載されている内容や役割にあると考えられます。

検索サイトに記載されている主な内容は各弁護士の業務内容や、住所・電話番号などの事務所情報、料金体系などが挙げられます。

これらの情報をユーザーは求めやすく検索エンジンに評価されやすいと考えて、ホームページを充実させることもひとつの手法となるでしょう。

ただし、弁護士に限らず比較サイトは比較的順位変動が大きい傾向もみられますので、留意しておく必要があります。

SEOはユーザーの利便性を高めることに注力しよう

傾向調査から少なくとも弁護士のホームページにおいては、ページ数を増やすことが検索順位のアップに一概には直結しないとご理解いただけましたでしょうか。

昨今の検索エンジンの精度向上により、検索の上位表示を目指すための必勝パターンというものはなかなか定義できない現状があります。

とはいえ、目指すための指標は至ってシンプルな「ユーザーの利便性を高めること」にあります。

ユーザー側の気持ちに立ってホームページの構成を考える、可能であれば実際のユーザーの声を聴いて参考にしてみる施策も有効となりえるかもしれません。

手間はかかりますが、ホームページを見てお問い合わせに至った顧客にアンケートなどを行い、どのページのどの情報がお問い合わせを行うポイントとなったのかを聴くことで、参考材料となる可能性もあります。

実際にホームページを利用するのはユーザーですので、ぜひユーザー目線に立ったホームページを目指してみてください。